生ごみが自治体と企業、そして市民の協働を誘発する
先日総務省の仕事で訪れた埼玉県日高市役所から民間のセメント会社の工場を望んだのが次の写真です。 日高市内から出る生ごみを発酵させ、セメント原材料に混ぜてセメント製品を造る。日本では最大級の規模とか。焼却工場がいらなくなり、セメント焼成用の石炭使用量も減り、経済的な理にもかな...
創作版画集『村の版画』に想うこと
小生、創作版画並びに川上澄生を再び注目している。 38年前の学生時代は、愛知県岡崎市生まれの山本鼎の創作版画『漁夫』から入門したが、最近は地域コミュニティとの関係から生まれた『村の版画』(1925年刊)を特に気にしている。...
岡山の閑谷学校に日本の社会教育の真髄を見る
CB総合研究所が運営する”町の学校”の今後の参考にしようと、時間を見つけて講演先から訪れた岡山県備前市の閑谷(しずたに)学校を視察してきた。 閑谷学校は、江戸前期の岡山藩主池田光政公が1670年にその設立を家臣の津田に命じ、講堂はその3年後の1673年に完成した庶民のための...
電鉄会社も買い物・生活支援ビジネス(CB)を始めている
全国いたるところで目につく少子高齢化社会への社会現象。 60歳以上のわが国の総人口に占める割合は30%を超えている。65歳以上でも26%の高い水準だ。 東京でも今年から乗降客数が減少していく大手電鉄会社。 ☆ すでに沿線住民を対象とした買い物・生活支援ビジネスを始めている。...
倉吉の赤瓦の街並みに東洋のフィレンツェを見た
昨年にひき続き、今回コミュニティ・ビジネス塾(女性起業塾)で訪問した鳥取県倉吉市の赤瓦の街並みとたくさんの小さな橋に、私は東洋のフィレンツェを見たような気分になった。 例えば、フィレンツェのミケランジェロ広場が打吹公園に、世界遺産のフィレンツェの歴史地区は倉吉白壁土蔵群、す...